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Blue Noteの夜

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私は昨日、お誘いを受けて、「Blue Note TOKYO」へ行って来ました。

「Blue Note」とは、ご存知の方が多いと思いますが、
ニューヨークが本店のジャズ・クラブ。

「Blue Note」は、私にとって、いつか行ってみたい場所の一つでした。
でも、何だかとっても敷居が高い気がして、なかなか行く機会がありませんでした。
今回は、思いがけないお誘いを受け、喜んでご一緒させていただきました。

まず行く前に、相当、服装に迷いました。
Blue Noteのイメージが、とにかく「格式が高い」だったからです。

参考にしようと、Google検索。
「ブルーノート」と打つだけで、「服装」というフレーズが上位にありました。
ということは、まず、誰もが迷うことなんですネ。

いろんな方の体験談を拝見して、私が行き着いた結論は、
“ドレスアップの必要はないけど、カジュアル過ぎるのも良くない”ということ。

そこで私は、「お仕事」と「カジュアル」の中間を取ったエレガント系にしました。
お仕事の客さんの前には着ていけないし、結婚式に着て行く程ではないけど、
カジュアルでもない。ヒールのある靴で格好がつく感じです。

そして、いよいよお店へ。

お店は、表参道から歩いて8分。根津美術館の近くにあります。
人通りの多い青山通りから離れていますので、目にとまりづらいかな?

でも、その通りに行くと、ニューヨークの雰囲気をプンプン漂わせた一角が一際目立ち、
近くに行っただけで、グッと大人の色気を感じさせる不思議な魅力がありました。

ドアを開けて一歩入ってすぐに、もう異空間。
私の第一印象、ディビット・リンチ監督の映画に出て来そうな雰囲気。

お店の雰囲気は、完全に「大人」でしたが、
私の心は、ワクワクが止まらなくて、完全に「子供」になっていました。

入ってみると、想像以上に広いフロアに、お客さんがぎっしり。
いまかいまかというお客さんの熱気が、すぐに伝わって来ました。

私達は、自由席だったのですが、開演ギリギリに行ってしまいました。
しかし、案内いただいた席は、ステージサイドの目の前。
アーティストと目が合うんじゃないか?という勢いの席。
イスに座ると背を向ける状態なので、自由席扱いなのかも知れませんが、
後から考えても、非常にラッキーな席でした。

周りを見ると、ご夫婦やカップルが中心。
もちろん、グループや一人でいらっしゃってる方もお見受けしました。
常連さんチックの男性陣が、最前の一番よい席を固めていたのが印象的。

そこで、周りの方の服装チェック。

多くの男性が、ジャケットを羽織るような格好でしたが、
意外と、カジュアルだなぁ~というのが印象。

女性は、普段よりオシャレしてるんだろうなぁ~というエレガント系。
私の服装で大丈夫という感じ。
入口近くの立ち見席には、ジーパン&シャツな女子もお見かけしました。

所狭しとイスとデーブルが並んだフロアの席では、
音楽を聴きながら、お酒とお食事が出来、リラックスしながら愉しめます。

そして、大人の音楽の時間の幕開けです。
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その日のアーティストは、「Al De Meola
超絶ギタープレイの御方でございました。

ジャンルは、「ジャズ・フュージュン」で、
「フラメンコ」の要素もあり、全て私のお好みの音楽。
ちなみに、ボーカルはありません。

何と言っても、彼のギターテクニックが必見。
エレキやアコギを自在に操るAl De Meolaでしたが、
特に、弦が固いアコギで速弾きするのが、見応えがあり格好いい!

目が離すのがもったいないと思うほど…
ワイン好きの私のグラスが、なかなか減らないくらい…

ゆっくりとした曲でも、ギターの音が、まるで人が歌っているよう。
あまりにクオリティの高い音楽に、うっとりしてしまいました。

バンドメンバーとの息もピッタリ。
音が少しもずれることはなく、完成度の高さを感じさせます。
さらに、全員が楽しそうに笑顔で演奏。それが、またいい。

最後、ラッキーなことに、私達の目の前に、Al De Meolaがやって来ました!
初めてライブに来た私でも、大絶賛な気持ちを表したくて、
彼が両手を差し出して来たので、私も両手でハイタッチしちゃいました。

近くで見ると、とっても笑顔が素敵なダンディなおじさま。
すぐにファンになってしまいました。

1時間を超えた頃、うっとりとした時間も終了。
夢のような時間に、感謝・・・

公演後は、私達もBlue Noteという雰囲気が気に入って、
そのまま閉店まで、ワインとチーズとおしゃべりで過ごしました。
最後の最後まで、素敵な夜を過ごす事が出来たので、
お誘いいただいた方には感謝感謝です。

「Blue Note」で日常と離れた時間を過ごすことが出来て、
何だか、リラックス出来た以上に、パワーアップしたなぁ~と感じています。

またいつか、ぜひ利用したいと思っています。
音楽好きの方には、強くオススメです060.gif
by mika_0820 | 2010-05-16 18:00 | つれづれ